【子育てコラム】イヤイヤ期
イヤイヤ期を迎えた子どもの扱いに困ったことは多いかと思います。ただし、イヤイヤ期は子どもにおける独立心や自立心の芽生えとして知られてるため、大変かとは思いますが子どもの成長サインとして大切に見守ってあげたいものです。
実際、自己主張を特徴としたイヤイヤ期は2歳期がピークとなりますが、親や保育者といった周囲の大人に主張をぶつけることを通じてその許容範囲を探るとともに、段々と自分の感情や行動をコントロールする術を覚えていくのです。
したがって、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげ、子どもが何について主張しているのか考えてあげるようにしましょう。
癇癪の原因は様々ですが、その一因を探る上で敏感期の概念が役立つことがあります。イヤイヤ期は2歳がピークと述べましたが、この時期は「秩序の敏感期」のピークとも被ります。
秩序の敏感期では、子どもは「いつもの」順番や、場所、所有、習慣にこだわりを見せることが知られており、子どもたちはこの「いつもの」から逸脱することにフラストレーションを感じるのです。
例えば、スーパーからの帰り道で突然子どもが泣き叫び出したとしましょう。一般的にはこれが駄々をこねた状態と言われ、親たちを悩ますものなのですが、実はいつもの道を通らず別の道を使ってしまったことが原因で泣き叫んでしまうことがあるのです。大人からすれば些細なことかもしれませんが、この時期の子どもにとって秩序というものは重要なのです。
秩序からの逸脱で子どもが癇癪を起こした場合は、いつもの習慣に立ち返ることで解消する場合があるので、一度試してみて下さいね。
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