皆様から寄せられた、Q&Aをご紹介いたします。
類似質問が無い場合、その他ご不明点がある場合は、こちらからお問い合わせください。
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Dr.Childではどのようなことが学べますか?
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幼児向けのモンテッソーリ教室と、算数教室を有機的に組み合わせたイメージをお持ち頂ければと思います。
モンテッソーリ教育の時間では感覚・算数教育の活動を通じて、主体性や集中力を育みつつ、基本的な数学的センスを身につけていきます。Dr.Childでは、その上で数学教育を行うことで、モンテッソーリ活動で体得した能力の更なる深化を目指します。具体的にはモンテッソーリ活動の後、必要に応じてオリジナル教具を使いつつ、オリジナルプリントによる学習を行う流れになっています。これは、一段抽象度の高い課題に挑戦することで、モンテッソーリ活動で得た数学的概念の理解度をチェックしつつ、更に深化させることを目的としているためです。
なお、数学教育は理学博士監修の下、現在3つの領域(①ものの集まりを扱う(素朴)集合論、②四則計算を扱う算術、③平面・立体図形を扱う幾何)をテーマとし、モンテッソーリ教育の系統性に添いつつ、数学の本質的理解に必要なステップも考慮したカリキュラムを設計しています。また、ご家庭とは違った環境において、ペンを持ち机に向かって学習する経験を積むことで、小学校入学に際し必要となる集中力等を強化することも狙いとした授業を展開しています。
これらのカリキュラムにより、お子様の発達や算数に対する興味の度合いにも依りますが、就学前までに小学校低学年レベルの算数習得が目指せるものとなっています。
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数学的センスとはどのようなものですか?それは磨くことができますか?
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数学的センスとは、単に計算ができたり数学の問題を解くことが得意ということではなく、問題発見や問題解決の場面において数学的思考ができるかどうかだと考えます。実際、数学的思考とは論理的思考を前提とした上で①ものごとを構造化する能力、②図形化して考える能力、③必要に応じてイメージをもって数式で考える能力、の3つから構成されると考えています。これらはそれぞれが完全に独立しているのではなく、重なり合って存在しています。なお、構造化とはものごとを分析し整理することであり、本質を見出すのに役立ちます。また図形化することで、ものごとの本質が図として表現されるため思考が楽になります。数式についてはそれが意味するところをきちんと理解していると、自然と使いこなせるようになります。
その上で数学的センスを磨くことができるか、というご質問についてはトレーニング次第で可能だと考えています。実際、先述した数学的センスを構成する3つの能力は、それぞれ集合論や幾何の考え方とリンクするため、これらに親しむことでセンスを磨けると考えます。なお、Dr.Childでは幼児向けにデザインした集合論や幾何に加え、具体物を通じて数の本質を押さえた上で算数も学ぶことができるため、一定の数学的センスが幼少期から身につくと考えております。
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どのようなご家庭のお子様が受講されているのですか?
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お住まいとしては文京区内の方が多いですが、周辺区(新宿区、世田谷区など)からもお越し頂いております。また、保護者の方は文系・理系出身ともにいらっしゃいますが、どちらかというと理系で理数分野に詳しい方が多く、お仕事でも数学を活用されている印象です。
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Dr.Childという社名の由来を教えてください。
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子どもの行動は好奇心を原動力としているため、好きなことに没頭し続けるパワーは絶大なものです。また、その行動を見ているとつぶさに観察したり、分けたり、比べたりと、実は客観的かつ科学的な行動を取っていることが多いです。これらの行動は博士のそれにも通じるところがあり、子どもは生まれながらにしてDoctorであると痛感させられます。ともすれば、成長するにつれ我々大人が失ってしまうような大切な"何か"を有している子どもたちに敬意を表し、Dr.Childとしました。
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Dr.Childでは誰が教えてくれるのですか?
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弊社代表が直接講師となり、お子様の教育・サポートを致します。代表プロフィールは、代表ごあいさつのページをご覧ください。
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早期教育は必要でしょうか?
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まず、モンテッソーリ教育は早期教育とは異なります。モンテッソーリ教育では、子供が特定の事象に興味を示し、感受性が高まった状態である敏感期に合わせた「適時教育」を行うことで、子供の自発性を尊重しつつ成長を支えます。早期教育については、その効果の是非は脳科学的にも未だ議論がなされているところであります。一方で、一部の早期教育に見られる詰め込み型による知識習得の前倒しや、単なる解法テクニックの学習などについては、いずれ他の子供達も時期が来れば習得しますし、そもそも子供の意向を無視した場合は学習意欲を削ぐ可能性があるため危険だと考えられます。
あくまで子供の意向を尊重した上で、「自分が知らなかった世界を知ることでその世界に興味を抱き、踏み込み、そしてその世界で何かを学ぶと同時に達成感や自己肯定感を得る」といった一連の経験を、幼児期から育むことに意義があると我々は考えています。この上で、小学校教育前準備などの副次的な意義が現れるに過ぎません。スポーツや知育、外国語などの各種幼児教室は、家庭や日常生活では経験しにくい世界を提供するものであり、したがってその中でお子様の興味が持続するものを選択されると良いのではないかと考えます。
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授業スタイルはどうなっていますか?
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モンテッソーリ教育・数学教育ともに画一的な集団指導ではなく、お子様ごとの成長に寄り添う個別指導型のスタイルをとっております。したがって、同年齢であっても、お子様ごとにカリキュラムの進度が異なるものとなります。また、子供の興味や自発性を尊重しつつ、楽しく学んで頂く方針のため、教師側からの強制的な指導は行っておりません(誘いかけや促しはします)。個別指導型である一方、他の子供たちの様子を見て学んだり、一緒に励まし合ったりすることから、集団指導型の良い面を取り入れられているのも特徴となっています。
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振替制度はありますか?
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1回の授業につき、1回まで振替が可能でございます。当該授業の前日までにお知らせ下さい。
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対象年齢は何歳からでしょうか?
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Dr.Childでは主に算数を扱うため、数に対する興味が現れる3歳以上のお子様を対象としています。3歳以下のお子様の入会を検討されている方につきましても、お気軽にご相談下さい。
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対象年齢は何歳まででしょうか?
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年長のお子様までを対象としています。一方で、小学校低学年のお子様で加減乗除の計算に苦手意識がある場合、モンテッソーリの算数教育は数を理解しやすいものとなっていますので、小学生のお子様につきましてもお気軽にご相談下さい。
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モンテッソーリ教育では何を行いますか?
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Dr.Childでは、モンテッソーリの感覚教育と算数教育にフォーカスした教育を行っています。これは幼児教室という性質上、全日制のこどもの家などと比較し、モンテッソーリ教育にかける時間が限定的になるため、全分野を対象にするとかえって中途半端になる恐れがある為です。そこで日常生活の基本動作を習得した3歳以上を対象としつつ、数学に関連する分野に集中する方針としています。
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レッスンは母子分離でしょうか?
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3歳以上を対象としているため母子分離とし、お子様だけの授業となります。
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小学校受験対策はしていますか?
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申し訳ございませんが、Dr.Childは小学校受験対策の幼児教室ではありません。小学校受験をご希望の方は受験対策に特化された、実績のあるスクール様に通われることをおすすめいたします(親御さんの想いとお子様の最善の利益の双方を鑑みた上で、小学校受験や中学受験に対する考え方のご相談はお受けいたします)。
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教室内に防犯カメラは設置していますか?
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Dr.Childではお子様の安全管理や教室スタッフの行動管理、防犯上の理由等により教室内に防犯カメラを設置させて頂いております。なお、サイバー攻撃や悪意のある第三者による映像の不正流出、個人情報流出の可能性を考慮し、オフラインでの運用とさせて頂いております。